2009年2月アーカイブ

青い山脈のホワイトデー

Written on : 02.27.09

今年のホワイトデーは色とりどりの「コンフィズリー」をご用意しました。

   青い山脈のホワイトデー

「パティスリー」が生菓子、「ヴィエノワズリー」がお菓子屋さんのパン、そして最近注目されている「コンフィズリー」は砂糖の芸術とも言われる砂糖菓子です。

なじみ深いものとしては、マシュマロやキャラメル、ヌガーなどですが、アメ細工で作ったバラの花や、婚礼の引き菓子に使われる砂糖衣をかけたアーモンドのドラジェもコンフィズリーの一種です。

どれもが美しく上品なので、お菓子の宝石とも言われています。

カラフルな色はどれも天然素材ですから、安心してお召しあがりになれます。

今年のホワイトデーは、今注目の「コンフィズリー」を少しおしゃれにプレゼントしてみませんか。

もちろん、毎日がんばっている自分へのご褒美にもピッタリです。

【食のブランド創出シンポジウム】

Written on : 02.26.09

今年度の経済産業省の補助事業として、岐阜県大垣市では「岐阜県西濃地域飲食料品製造関連産業活性化人材養成事業セミナー」を行います。

その内容としては3つの事業があり
「食品安全管理エキスパート養成事業セミナー」
「農商工連携〔新事業創出〕養成セミナー」
「食の地域ブランドシンポジウム」の3つです。

この中の「食の地域ブランドシンポジウム」にワタクシどもの社長の鎌田が基調講演をすることになりました。

http://www.ginet.or.jp/ogakicci/shoknews/2009_02/pdf/04.pdf

日にちは3月6日 1時半から4時半までで入場は無料です。

場所は  ソフトピアジャパン

基調講演のテーマは  「風がふいたら…」

また、講演後には引き続き「ブランド食品を大垣に…」というテーマで社長も含め、農業、商業、工業に携わる方たちがパネラーとなり、パネルディスカッションが行われますので、日本一安心安全な食の地域ブランドの確立をめざして、熱い意見が交わされることと思います。

先の2つのセミナーでも企業経営者はもちろん、将来事業開拓を志す方などから非常に高い関心が寄せられ、多くの参加がありました。

今回、定員は200名ですのでぜひお早めの申し込みを。

お申し込みは 大垣商工会議所 0584-78-9111

珍客

Written on : 02.21.09

一昨年の10月頃でしょうか、1羽の小鳥が従業員の出入り口に飛んできました。

何気に菓子クズをやると、毎日のように遊びにくるようになりました。

休憩時間に従業員が外に出てくると、少し警戒しながらもエサをねだるようになり、出入り口の周辺をピョンピョン歩き回ってワタシたちの心を和ませてくれます。

渡り鳥なのか、春の風が吹く頃にはどこかに飛んでいってしまいました。

そして昨年の10月に、今度は2羽になって戻ってきました。

   恵那川上屋に遊びにくる小鳥たち

ぐっとスリムになって戻ってきて、また変わらずエサをねだります。

今度はエサをくれる人とくれない人を見分けるようになり、少し好き嫌いも出てきました。

和菓子職人のユカワさんが、練り切りのはじっこや米はぜをやると、口から「ペッ」と吐き出してどこかに行ってしまいます。

洋菓子職人のアンドーさんが、パイ生地のこわれやクッキーのクズをやるとモリモリ食べて上機嫌。

こってりしたものが好きなようです。

おかげで飛んできた頃と比べると、見違えるほどまん丸に太ってしまい、はたして春になったら渡っていけるのか少し心配です。

恵那の山あいは、まだまだ冷え込む日がありますが、それでも今年は例年よりは暖かいので、いつもより早めに飛び立っていってしまうかもしれませんね。

今年の暮れにも元気な姿を見せにおいでよと、思わず声をかけたくなるのは、ワタシだけではありませんよね。。。きっと

春のお菓子

Written on : 02.20.09

たまにですけど、10年か20年くらい前にもどってみたいなと思うことがありますが、もどったところで人生の行き着く先は同じと思えば、そんな思いもすぐに打ち消されてしまいます。

楽しい時間を過ごした時は、時間がほんの少しもどればいいな…なんてこと、これはしょっちゅうあります。

【ベンジャミンバトン数奇な人生】という映画を観て、その時々にきちんと向き合って生きていくことの大切さを痛感しました。

年度の変わりめは卒業・入学・異動・引越しなど、人との出会いと別れが一度にやってきます。

4月から新しいスタートをきる人たちの気持ちはうれしさと希望でいっぱいでしょうね。

そして残される家族や友人知人との時間をどうぞ大切に。。。

今月27日は春のチラシが地元の新聞に折り込まれます。

春色いっぱいの軽やかで美しいお菓子たちが、出会いや別れに彩りを添え、いい思い出の一こまとなれるようお手伝いしてくれることでしょう。

   マカロン

この春のお菓子たちをどうぞよろしくお願いいたします。

スペイン大使館主催のガリシアデー

Written on : 02.15.09

今年の1月15日に、スペイン大使館主催で「ガリシアデー」という催しが東京で開催されました。

スペインガリシア州にあるホセ・ポサーダ社と恵那川上屋の、栗を通しての文化交流は数年前より続いていて、恵那川上屋ではホセ・ポサーダ社のマロングラッセの販売もしています。

今回の催事の中で、栗農家の自立と継続の重要性に加えて、安全な商品をお客様に届けるという、お互いが共通して持つ思いを、具体的な取り組みとしてまとめ、100名を超える関係者の皆様の前で、プレゼンさせていただくことができました。

   スペイン大使館主催のガリシアデーでのプレゼンテーション

タイトルは【栗を通した文化交流 -ガリシア栗と恵那栗について-】です。

恵那栗のような和栗は、実がしまっていて加工すると果肉が黄色くなり、そして渋皮がはがれ難いので一度蒸してから加工をします。

一方ガリシア栗のような欧州栗は、果肉はもろく褐色で渋皮がはがれやすいということもあり、栗を丸ごと加工するのに適しています。

つまり和栗は蒸して中身を取り出し商品にしますが、欧州栗は栗を丸ごと使うので、マロングラッセのような商品に適した栗となります。

栗を愛する者同士が商品のコラボだけではなく、栗文化のコラボをすることのすばらしさを、スペイン政府をはじめとする関係者の皆さんにお伝えすることができました。

日本人のワタシタチがマロングラッセを「美味しい」と感じるように、スペインの方にも栗きんとんを「美味しい」と言っていただけたことは、とてもうれしいことでした。

   スペインの方にも好評な栗きんとん

古くから食料として愛された【栗】を介しての海を越えたおつきあいは、まだ始まったばかりですので、今後は文化だけでなく技術交流もしていけたら、本当にすばらしいことと思います。

自家製のマジパン

Written on : 02.11.09

製菓材料でマジパンといえば、粘土みたいにいろいろ細工がしやすいので、動物や人形を作ったりするときに使います。

このマジパンを自社で作ろうということになり、早速焼菓子工房に機械が設置されました。

   アーモンドを挽く機械

おなじみのアーモンドをひきつぶして砂糖を加え、何度も繰り返しローラーにかけます。

   挽き始めのサラサラのアーモンドの粉

最初はサラサラっとしていたアーモンドパウダーも、だんだんとうすい紙のようになって、油がでてくるのかしっとりとした感じになってきます。

それでも繰り返しローラーにかけると、今度はねっとりとした感じになりって、マジパンらしくなってきます。

最後は湯せんにかけながら、殺菌もかねて熱を入れミキサーにかければできあがりです。

   完成したマジパン

なぜ自社でマジパンを作るのかというと、そのほうが比較にならないくらい美味しいからです。

マジパンを自社で作れば、原材料のアーモンドの品質も自社で確認ができます。

従来のようにマジパンを仕入れることと比較すれば、間違いなく大変な手間と時間がかかりますが、安心、安全、美味しいとなれば工房スタッフも力が入ります。

このマジパンですが、製菓材料の一部として使うだけではなく、和菓子や洋生菓子ともコラボして、そのまま食べていただけるようにしていければと思います。

他にはない新しい斬新なお菓子が、この春お目見えすると思いますので、どうぞご期待くださいね。

ホセ・ポサーダ社長来社

Written on : 02.09.09

かねてよりおつきあいのあるスペインのガリシア州にあるホセ・ポサーダ社のホセ・ポサーダ社長が恵那川上屋に来社されました。

ホセ・ポサーダ社のマロングラッセは、現在も店で販売していますが、ほんのりバニラの香りのする、シンプルで素材の持ち味が活かされた美味しいマロングラッセです。

一昨年にスペインにおじゃました時は、ちょうどマゴストという焼きクリ祭りの時で、日本の栗きんとんをスペインのみなさんに食べていただき、以来ずっと文化交流が続いています。

今回は、店と工房をご案内してから、栗農家との取り組みや栗の加工までを、映像を交えながらお話させていただきました。

   ホセ・ポサーダ社長

農家の自立と継続の大切さを説き、お客様に安全なものを届けるという姿勢はお互い共通していますし、栗を愛する気持ちも同じなので、言葉は違っていても相通じるものを感じます。

この後「横井照子ひなげし美術館」にご案内しました。

   美術館スタッフの説明を聞くホセ・ポサーダ社長

美しい色彩の絵の数々をとても熱心にご覧になっていました。

思いが同じなら、国や言葉の違いというのは、何の問題もないということを感じましたし、栗がご縁で、スペインという国をとても身近に感じることができたのも、ホセ・ポサーダ社長の人柄によるところも大きいと思いました。

貴重なご縁をいただいたと感謝の気持ちでいっぱいです。

おひな祭り膳

Written on : 02.03.09

3月3日のおひなまつりに向けて、恵那峡喫茶ではおひなまつり限定メニューとして「おひな祭り膳〔抹茶付〕」をご用意しています。

女の子が好きなプチスイーツを盛り付けた、桃の節句らしいご膳になっています。

   おひな祭り膳

手前から
【苺のロール】
上には苺に生クリーム、マロングラッセ、チョコ入り白玉とプチサイズですが、手の込んだ飾りつけがしてあります。

【抹茶アイス】
アイスの上にチュイールを少し粋に飾りつけ、下にはこしあんとみつ煮をあしらっています。

【桃のミルフィーユ】
桃のムースにブリュレに桃がパイ生地でサンドされていますが、見てのとおりで、はみ出さんばかりにタップリです。

【甘酒のクレープ】
クレープの中に甘酒のムースを包み、上に金箔のかのこ豆をのせてキラキラきれい。このキラキラ感が特別な日といった感じでうれしいですね。

どれももちろん一つ一つ手作りの心のこもった、ひなまつりにふさわしい祝いの膳になっています。

子どもの頃、家族に祝ってもらったひなまつりは、質素ではありましたが大切な思い出です。

大人になって働くようになってからも、おひなまつりはいつもより少しいいもの食べて、毎日がんばっている自分に「ご苦労さん」と言うのもいいですよね。

ちなみにこのご膳、1200円でお抹茶とごぼうの味噌漬けがついています。

三重県からのお客様

Written on : 02.01.09

昨年の伊勢神宮ご奉納の折りにお世話になった、三重大学の渡邊先生のご案内で、三重県の紀北町と南伊勢町の方々が、恵那峡本社までいらっしゃいました。

今回は恵那川上屋の取り組みについて社長の話を聞きたいと遠方よりみえました。

恵那川上屋が地元の農家の方たちと共に立ち上げた【超特選栗部会】では、栗の木の剪定から栗の選別まで厳しい基準をもうけ、そこで収穫された栗を「超特選恵那栗」と認定し、恵那川上屋が全量を市場より高値で買い取るという仕組みを作ってきました。

これは、農家の方たちにとっても良く、良い地元の栗を仕入れることのできる恵那川上屋にとってもありがといことですし、そして品質の高い栗で作られた美味しい栗きんとんはお客様にも喜んでいただけるということ。


   三重県からのお客様と話をする社長

また、お店にたくさんのお客様がきてくださることで、近隣の店や飲食店もはやり、その輪が広がることで、地域の活性化にもつながるということ。

そして、栗きんとんを宣伝するのではなく、その土地でとれる栗という素材をブランド化することで、行政を巻き込みながら町をよくしていくということ。

こういった話に、皆さんはとても真剣に耳をかたむけてくださいました。

最後は、工房で取り入れているCASという冷凍技術についてお話をさせていただきました。

CASは冷凍というより、「凍結」といった言葉がふさわしく、細胞を破壊することなく凍らせる技術で、解凍した時には収穫したての新鮮な状態によみがえるといった最先端の技術です。

   CASシステムの説明をする小石川部長

恵那川上屋の取り組みが高い評価を受けていることは、とても意義のあることです。

この取り組みを恵那だけではなく、全国の様々な生産者の方たち、農家の方たち、行政の方たちにお伝えすることで、この輪がもっともっと広がる事を願っています。