2009年4月アーカイブ

朝礼 -全社メール-

Written on : 04.26.09

朝、出勤してから一番最初の仕事は、パソコンを立ち上げてメールのチェックをすることです。

受信トレイの中に「全社ML」というフォルダを作っていますが、このフォルダにはほぼ毎日、多いときには日に何通も、全従業員に宛てた社長からのメールが届きます。

社長自身の気づきや雑感、出かけた先でご縁のあった方々との交流と内容はさまざまで、パソコンを持っていない工房の従業員には、プリントアウトされ貼りだされます。

ワタシは、このメールをブログを書くときのエッセンスにしたり、仕事について考えるときのヒントにしたりしています。

この全社メールが始まるずっと以前には、毎日本社従業員を集めての朝礼が行われていました。

その当時の社長の話の中で「人はいくつになっても変わることができる」という話が心に残っています。

もし本当に、自分はまだ変わることができるとするなら、半分以上閉じてしまったと感じていた幕を再び少し開けることができ、そこから新たな光が差し込んでくるような気がして、うれしくなったことを覚えています。

今はメールで届くので、聞き漏らすことなく、都合のいい時間に繰り返し読んだりしています。


さて先日、人気アイドルグループのタレントが「公然わいせつ罪」の容疑で逮捕され驚きました。

もちろん悪いのは本人なんでしょうが、謝罪の記者会見での様子を見ていて、まさかこのままタレントとしての幕が下りてしまうなんてことはないでしょうから、多くの人が、もう少し大人になった彼の、次のステージを期待していることでしょう。

そしてワタシ自身について言えば、自分を変えるということ、これはなかなか覚悟のいることと、この頃ようやく思い至った次第でゴザイマス。。。


〜端午の節句のケーキが各種揃いました〜

   こいのぼりのケーキ

第三回 絵手紙を描こう Part2

Written on : 04.21.09

先日もこのブログで紹介した、横井照子ひなげし美術館の「絵手紙を描こう」は本日(21日)から始まりました。

それに先立って、20日の日に地元の老人ホームで、お年寄りの皆さんに絵手紙を描いていただきました。

   コンテツを描くお年寄り

   
   クレヨンで真剣に絵を描くお年寄り

山菜や野菜、果物を前にして、色鉛筆やクレヨンで丁寧に丁寧に線を引いていきます。

絵手紙は年齢を問わず、誰でも自由に思いのままに描けばよく、題材も植物に限らず動物でも、日常生活の中の道具でもかまいません。

ともすると上手に描こうと緊張してしまいがちですが、何気ない思いを伝えたり、季節を届ける事ができれば十分なので、どなたにも自由にのびのびと描いていただければと思います。

老人ホームの皆さんの描くやさしい線は、それだけであたたかくて、気持ちを十分に伝えるに足るものとなりました。

それぞれが生きてきた歳月が、小さな四角の紙の中に凝縮されて、見るものの心に届きます。

5月10日までやっています。

美術館の職員一同、一人でも多くの皆さんのご参加を心待ちにしております。

初恋檸檬 -レモンケーキ-

Written on : 04.17.09

今日は朝からどんより雨降りでした。

自家用車での通勤で、傘をさして駅まで歩くということもないので、雨降りでも特別な思いはないのですが、普段よりまして髪の毛がまとまらないのが少しゆううつ。。。

それはさておき、今朝お客様から「初恋檸檬ありますか」というお電話をいただきました。

初恋檸檬というのはレモンケーキのことで、冬から初夏にかけて販売しています。

販売している旨をお伝えすると、

「いただいたのだけど、美味しくてね。可児のお店にもあるのかしら、あるならまた今度買いに行きます。」

【お客様、レモンケーキは季節商品なので、年中は販売しておりませんが】

とお伝えすると、少し怪訝そうな声。

【国産レモンを使っていますので、レモンの収穫に合わせての製造販売となっております】

とお応えすると、電話の向こうでお客様の声がうれしそうにはじけました。

「国産レモンを使っているのね。うれしい」

近々必ず買いに行きますと言われ、電話はきれました。

レモンケーキは焼菓子工房で作っています。

   チョコレートがけしているレモンケーキ

レモン型に焼きあがった生地を、うすいカーテンのように流れるホワイトチョコに2回とおして乾かせば、レモンケーキの完成です。

ワタシ自身も好きなお菓子なので、ぜひおすすめしたいのですが、メインの栗の和菓子やショーケースに並ぶプチケーキと比べると、どうしてもワキにまわってしまいがちです。

ワキがしっかりしているからこそ、主役が引き立つのかもしれませんが、発送も承っていますのでぜひ一度お試し下さい。

焼菓子工房

Written on : 04.15.09

中津川市福岡にある第二工房で、焼菓子を作っているということは、このブログでも何度かご紹介しました。

今日、所用で久しぶりに第二工房に行くことになり、社用のハイエースに乗って出かけました。

このハイエースですが、業務用なので後ろが見えず少々不安なのですが、前に進むことだけを考えて走れば、何とかワタクシでも運転はできます。

焼菓子工房の香ばしいにおいを楽しみながら、本社にはない長いトンネルオーブンやクルクルまわりながら焼きあげていくオーブンに興味しんしん。。。

工房の一角では、焼き上がったバウムクーヘンを山積みにして何やら作業をしていました。

   山積みにされたバウムクーヘン

バウムクーヘンは1本1本手焼きですので、ほぼ均等には焼きあげてはいますが、人の手ゆえにたまに規格外ができてしまうこともあります。

そこで一つ一つ規格に合っているかどうか検品しているのです。

規格に合わないものも、それはそれで少し装いを変えて商品になっていきます。

そのすぐとなりでは、オーブンから「胡桃の散歩道」が焼きあがって出てきました。

   焼き上がったばかりの「胡桃の散歩道」

これに卵黄をぬって、もうひと焼きしてカットすれば、ワタクシも大好きで根強いファンも多い「胡桃の散歩道」の出来上がりです。

卵や小麦やバターの焼けるにおいを心地よく感じるのは、子どもの頃母がフライパンで焼いてくれたホットケーキや、自分が母親になってからは、子どものおやつにと焼いたクッキーの、あのなつかしいにおいとやさしかった空気を思い出すからでしょうか。

少しいい気分になって再びハイエースの乗り、ひたすら前へ前へと前進あるのみで無事帰社をいたしました。

人生とお菓子

Written on : 04.14.09

人には生まれてから死ぬまでの間に、いろいろな節目があります。

それは初節句であったり、入学、卒業、成人祝い、結婚、そして通夜、法事などです。

その折々には必ず菓子があります。

そんな人生の祭り事に何を贈ったらよいのか迷う方も多いのでしょうが、それを一覧にした額が事務所の壁に掲げられています。

   人生とお菓子

内容を読むと、今の時代にはそぐわない点も見られますが、毛筆で丁寧にしかも読みやすく書かれたこの書を見ているだけで、書かれた時の緊張感が伝わってくるような気がします。

時代も生活スタイルもずいぶん変化してきていますので、過ごし方もそれぞれかもしれませんが、そこにある気持ちは、いつの時代でも変わりはないですよね。


ちなみに本日はワタクシの娘の誕生日。。。

お誕生日ケーキの画像を携帯メールに貼り付けて、「おたんじょぅびおめでとう」の言葉をハデハデ絵文字とともに送信。。。

おそらく気持ちは伝わったかと思いますが、これだけではすまないでしょうね。。。やっぱり。

工房感謝祭

Written on : 04.12.09

4月も10日を過ぎる頃になると、お客様より「今年はお祭りはいつやりますか」というお問合せを、度々いただくようになります。

   昨年の工房感謝祭のチラシ
                 これは去年のチラシの一部です

毎年、たくさんのお客様がご来店になり、ワタクシたち従業員にとっても楽しみなイベントです。

今年は「工房感謝祭」もおかげさまで10回めを迎えることができ、これもひとえに日頃より支えてくださっているお客様や農家のみなさんのおかげということで、テーマは【感謝】に決まりました。

日にちは5月17日(日)です。

内容は、お菓子のバイキングはもちろんですが、不揃い菓子の「日用百菓」や契約農家のみなさんの新鮮市場など、例年ご好評いただいているもののほか、実行委員の中では、何やらイベントを企画しているようで、これは社内でもまだ公表されていませんので、お楽しみということになっています。

まだ少し日にちがありますが、当日はいいお天気になることを願うばかりです。

ワタクシども従業員も総出で、精一杯のおもてなしをさせていただきますので、ぜひ恵那峡本店にご来店くださいませ。

第三回 絵手紙を描こう

Written on : 04.11.09

今年で3回めになるのですが、ひなげし美術館で【絵手紙を描こう】の催しをします。

期間は4月21日(火)から5月10日(木)(4月27日と5月7日は休館日)で、時間は午前10時から午後4時までで、もちろん当日参加も受け付けています。

毎回さまざまな年代の方が、美術館に来てくださって、絵手紙に挑戦されています。

お一人2枚ずつハガキをお渡ししますので、自由に思いのままを表現していただければと思います。

         絵手紙 一緒に踊りませんかお手をどうぞ

    絵手紙 まるい石ごろごろ

絵の具、クレヨン、色鉛筆、サインペン、筆ペンなどの画材は美術館でご用意していますので、どうぞお気軽にご参加ください。

参加費は無料です。

なお、作品は5月12日から24日まで、美術館で展示をさせていただきます。

■問い合わせ
 横井照子ひなげし美術館 TEL 0573-20-1181

春や春

Written on : 04.10.09

ついこの間まで朝晩寒かったりしたのですが、ここ数日は恵那でもまるで初夏の陽気で、日中は暑いくらいの日が続いています。

ですが、桜は今が満開で、今朝は庭先で鳴くウグイスの声で目が覚めました。

春なのか。。。夏なのか。。。

1年を12の月だけでなくもっと細かく24の節気にわけ、季節を知るための道しるべとしてきた先人の知恵も、地球温暖化というのは想定外のできごとなのでしょう。

昨年の夏に開かれた洞爺湖サミットでは、環境問題が大きく取り上げられましたが、それも世界的な金融危機のまえではカゲがうすくなってしまった感があります。

国の基盤、そして生活の基盤がしっかりしていないと、何事も成し得ないということを改めて感じます。

ワタシタチ菓子屋は、春には春の菓子を、夏には夏の菓子をお客様にお届けしていますが、季節の素材があってこその【四季の菓子】です。

さまざまな経済施策が効を奏すのは、まだ少し時間がかかりそうですけれど、お客様に美しい四季の移ろいを感じていただけるような、そんなお菓子をこれからも変わらず作り続けてまいります。


-ひなげし美術館の庭に咲く春の花たち-

   ひなげし美術館の畑の菜の花

   ひなげし美術館の庭に咲くボケの花

洋菓子担当者会議  -ドキドキプレゼン-

Written on : 04.08.09

工房の仕事も終わって、そろそろ帰り仕度を始める夕方6時頃より、月1回の洋菓子担当者会議が始まります。

洋菓子工房のパティシエが新作ケーキのプレゼンをするのですが、そこでお店の販売員が見ためや味、値段などに対して意見を言うのですが、今回は子どもの日と母の日の新作ケーキの発表でした。

    かぶとのケーキ      こいのぼりのケーキ

    こいのぼりのタルトとウーロン茶チーズケーキとクマちゃん      母の日のケーキ

当然、評価されるほうはドキドキでしょうね。

でも、キタンない意見を聞いて、改善すべきは改善していくという、とても前向きな【おいしいケーキにするための会議】ですから、ベテランのパティシエも神妙な面持ちとなります。

マッそうは言っても、職場内ですので、もう少しワキアイアイとした雰囲気の中で、「こうしたほうがいい」とか「おいしい」といった意見が出されます。

そして出された意見を参考にして、もうひと工夫されたものが店頭に並ぶというわけです。


この会議の中では、評価される側も大変ですが、評価する側にも見えない作業があります。

自分が感じたこと思ったことに、自分の中でまずいったん冷静に向き合ってから、それからわかりやすく相手に伝えるという、とてもむずかしい作業です。

これはワタシでもなかなかできません。。。

国を背負ってたつようなエライ人たちでさえ、これができずに「失言」してしまう人がいることは、今さら例をあげるまでもありません。

こういう時は、何気なく場を上手に仕切るベテランパティシエの存在は不可欠ですね。

子どもの日と母の日のケーキが、今からとても楽しみです。

高速道路1000円

Written on : 04.05.09

高速道路乗り放題1000円が3月28日に始まって、2回目の週末がやってきました。

恵那峡サービスエリア(SA)の下りでは、恵那川上屋の売り場がありますので、週末は何だかとても楽しみです。

本日5日は天気も良く、ずいぶん暖かくなってSAにはたくさんのお客様がみえていました。

   サービスエリアの駐車場は車でいっぱい

恵那川上屋からはほぼ毎日のように、昼過ぎくらいに商品の搬入をさせていただいてますが、今日も2時くらいには、メインの春栗きんとん里長閑や人気の山つとは売り切れとなっていました。

SAに立ち寄られる方たちは、そんなに長い時間はみえないので、入荷まで待っていただくこともできず、本当に申し訳なく思います。

ましてやSAですので、お客様にしても「後で寄ります」と言うこともできませんのでなおさらです。

売れ数の予測というのはなかなか難しいのですが、「恵那川上屋がある」といって立ち寄ってくださるお客様や、「ここに来るとくり壱を買うのよ」と言ってくださるお客様のご期待に添えるようにできればと思います。

これから季節もよくなり、家族や友人との遠出の機会も増えることでしょう。

快適で楽しい思い出の一コマの中の、ほんの一瞬でもいいのでお手伝いできるようなお店になれるようがんばりますので、よろしくお願いいたします。

サソリの入った飴

Written on : 04.03.09

ワタクシドモの社長は、出かけた先で目に付いたお菓子をいつもいろいろ買ってきます。

毎回、とてもめずらしいものが多く、社内でも社長のおみやげとそれにまつわるみやげ話は、楽しみの一つになっています。

この春から自社でマジパンを作ったり、コンフィズリーを始めたこともあり、今回はフランスへの旅となりました。

おみやげは本場のマジパンのお菓子とコンフィズリー各種で、どれも色とりどりで美しいお菓子ばかりでした。

中でも目を引いたのはこのペロペロキャンディ(?)

   虫の入った飴

小さなサソリと芋虫のようなものが飴の中に入っています。

これをなめるのは何だかバツゲームのような感じもしないでもないですが、考えてみれば日本だってお菓子ではありませんが、虫を食べる文化はあります。

恵那市のある岐阜県東濃では「へぼ」と呼ばれる地蜂の子を甘辛く煮付けて食べますし、イナゴというバッタも煮付けて食べます。

「へぼ」は見た目は芋虫ですが、煮付けたものは朴葉寿司の具にしたりします。

これは結構高級品。。。

イナゴは子どもたちが小さいときよく捕まえてきたので、それを一晩おいてフンを出し甘辛く煮付けますが、足がポリポリと香ばしくて美味しいものです。

この頃はあまり食べる機会がありませんが、お菓子にしてしまえば、もっと気楽に食べれるかもしれませんね。

ですが、このサソリ。。。いったいどんな味がするんでしょうか。

もちろん毒はないのでしょうけど、誰かが食べたら感想を聞こうと待ち構えております。

新年度

Written on : 04.02.09

毎年のことですが、年度末だからといって社内で異動があるわけでもないので、カレンダーを見て、もう4月かといった具合に、それほど目新しさを感じることなく年度の変わり目を迎えます。

4月に入ってからは、あちこちで桜の便りもきかれるようになり、山間の春はもうひと息というところですが、恵那峡でもチラホラ桜の花を見かけるようになりました。

   恵那峡の桜

ここ数ヶ月はブログの更新回数も減ってまして、「どうしたの」と聞かれると「ネタがなくて。。。」なぁんて言ってましたが、ブログネタが少ないというよりも、本当のところはワタシの文章力のなさが原因でゴザイマス。。。


恵那峡SAの中の恵那川上屋の店のとなりの「栗ふく」のお兄さんは、会うと必ず「またおいでヨ!」と声をかけてくれる楽しい方。

そして同じSAのホールで働いている元気いっぱいのパートの皆さんのこと。

そうそう、今朝はアソシアの担当者の方から電話があって、桜餅の注文が入りましたっけ!

いつもありがとうございます。

3月には、アソシアさんで苺福餅をたくさんご注文いただいて、そのお礼もなかなか言えずじまいで、ホント申し訳ないです。

一度ゆっくりお話をうかがって、このブログでもきっちりお礼を申し上げなければ。。。


恵那川上屋にご縁のあるたくさんの方たちのことも、ブログでご紹介できればいいのでしょうが、あれこれ考えすぎて言葉の迷路に迷い込んでしまい前に進めなくなることも度々です。

ですが、年度も変わったことですし、新入社員も入ったことですし、ここはワタシも新しい気持ちでまたブログに臨みたいと思います。

どうぞよろしくお願いいたします。