2009年7月アーカイブ

包みわらび餅 -ベテランから若手へ-

Written on : 07.26.09

毎年大変好評をいただいている「包みわらび餅実演販売」を、今年も各店をまわりながらで実施しています。

手でうまくつかめないくらいやわらかい本わらび粉を使った「わらび餅」の中に、栗きんとんとこしあんを入れた2種類を、その場で作りながらの販売です。

   包みわらび餅(こしあん入り)

作りたてを食べる事ができるということで、毎年楽しみにしていらっしるお客様もみえて、日頃は接客の機会のほとんどない職人も、この時ばかりは少し柔和な表情(?)で、お客様と接します。

例年ベテランの職人が担当するのですが、今年は若手2人の登場となりました。

   包みわらび餅の実演をする若手二人

2人は同期で入社3年目のフクオくん(右)とヤトウくんです。

普段はあまり目立つことのない2人でずか、和菓子の世界に飛び込んで、少しずつ力をつけて、今回のデビューとなりました。

一つ一つていねいに仕上げていきながら、でもお客様をお待たせしないように頑張っています。

「包みわらび餅実演販売」の今後の予定です。

■中央店
 8月1日、2日  10時〜16時
■瑞浪店
 8月8日、9日  13時〜18時
■土岐店
 8月15日、16日 10時〜15時   

包みわらび餅   1個    150円
           6個入   900円
          10個入   1500円

お近くにお越しの際はぜひご来店ください。
そして、若手2人にいろいろ質問してやってくださいな。

北恵那鉄道大井線

Written on : 07.25.09

少し間があいてしまいまして、この間にもたくさんの皆さんのご訪問とコメントありがとうございます。


さて、タイトルは今回菓子屋とあまり関係ないものとなっていますが、今日は本社のある恵那峡界隈のご案内をいたします。

NHK大河ドラマ「春の波涛」でもとりあげられた大井ダムは、恵那峡本社のほど近くにあり、日本最初の発電用に建設されたダムです。

   近くで見る大井ダム

   大井ダム

大正10年に建設が始まり、当時社長の福澤桃介が莫大な資金の調達に苦慮しながらも作り上げました。

木曽川水系の豊かな水流がダムの建設で光や熱となり、その後の日本の文明を開化させるのに重要な役割を果たしたことを思うと、電気の恩恵を受けて生活する身としては、先人の偉業に敬意を表し、感謝したいと思います。

このダムの建設にあたっては、資材と人を運ぶために専用の鉄道が敷かれました。

恵那峡店のすぐそばを流れる濁川にかかる橋の下に、古びた鉄骨と共に今もその名残となるものが所在なげに点在し、草の間に垣間見ることができます。

   北恵那鉄道橋梁の名残


ダムの資材を運ぶための鉄道も、ダム完成後にはお役御免となり、その後はダム湖をめぐる観光用へと変わって、昭和初期には温泉をメーンにしたリゾート地になったそうです。

しかし、その後数年ほどで、この鉄道はアメリカに端を発する世界恐慌のあおりで廃業へと追い込まれます。

このあたりの話は、今の世界経済の不況と通じるような出来事で、橋の下にひっそりと残る鉄道の橋梁跡に、偉業を成し遂げる人の賢さと、過ちを何度も繰り返してやまない人の愚かさを感じてしまうのは、少し大げさでしょうか。

信州里の菓工房 -おすすめスイーツ-

Written on : 07.11.09

本日オープンした「信州里の菓工房」では、朝からたくさんのお客様が来店され大盛況となりました。

うれしいです。

感謝です。

今日は、信州里の菓工房のおすすめスイーツをご紹介します。

【夏の水きんとん】(1個 210円)
   夏の水きんとん

越百(こすも)山を中心とした中央アルプスの湧き水と葛を使った生地で、栗きんとんを包みました。

プルプルモチモチで夏らしい食感です。

【まゆたま】(1個 210円)
   まゆたま

バターで風味をつけた洋風栗きんとんを求肥で包みました。

南信州で盛んだった養蚕業をイメージした、フワフワで見た目もやさしい和菓子です。

【アルプス一万尺】(1個 1050円)
   アルプス一万尺

栗きんとんペースト、クリーム、パイ生地を組み合わせ、飯島から望む事のできる2つのアルプスの美しい景観を表現しています。

名前をきくと思わずなつかしい歌を口ずさみたくなるのは、ワタシだけでしょうか。

【モンブラン】(1個 368円)
   モンブラン

高山植物の宝庫であり、また登山者を魅了してやまない中央アルプスの宝剣岳をイメージしました。

外側を栗きんとんペーストで囲い、中は生クリームとカスタードクリーム、それに栗の甘露煮が丸ごと1個入っています。

【陣屋の小判】(各1個 157円)
   陣屋の小判

発酵バターを加えて香ばしく焼きあげたダクワーズに、栗とアーモンドの2種類のバタークリームをサンドしました。

300年前に伊那谷を治める拠点として建てられた、飯島にある陣屋にあやかり小判の形に仕上げています。

どれも、信州の山と水、そして歴史を思わせる創作菓子です。

地元を愛し、そして地元に愛される菓子屋になるため、農家の方々と共に第一歩を踏み出したばかりですが、どうぞ末永くよろしくお願いいたします。

信州里の菓工房 -スタッフもがんばってます-

Written on : 07.10.09

9日の竣工式も無事終了して、ホッとする間もなく今日は明日11日のオープンに向けて、スタッフはフル稼働です。

信州里の菓工房にも、現地で募集したヤル気満々の頼もしいスタッフがいますが、皆まだ経験が浅いということもあり、恵那川上屋より応援のためのスタッフが現地でお手伝いをしています。

泊り込みのスタッフもいれば、早朝より車で乗り合わせて恵那から向かうスタッフもいます。

留守番役としては、慣れない土地での連日の仕事で疲れているのではと心配もしましたが、新しい土地での新しい試みにスタッフも気持ちを引き締めて臨んでいるせいか、みんなとっても元気でがんばっていました。

   販売とカフェの応援スタッフ

カフェでは、恵那峡本店の喫茶メニューに負けないくらいの、素材を大切にした手作りデザートをご用意しています。

   洋菓子スタッフ

洋菓子も様々なプチケーキがショーケースいっぱいならび、お客様にきっとご満足いただけることと思います。

写真はありませんが、和菓子もここ数ヶ月、試行錯誤を繰り返しながら作り上げた、信州にちなんだ創作和菓子が出揃っているようです。

明日のオープンを楽しみにしてくださっているお客様を、精一杯おもてなしできるように、準備万端整えています。

オープンイベントとしては、【お得お試しセットの販売(先着250セット)】【空クジなしのお楽しみ抽選会】【お子様への風船プレゼント】を企画しています。

朝9時に開店、信州ならではの豊かな素材を使ったお菓子と、スタッフの元気な笑顔がをお出迎えいたします。


明日は、このブログで信州里の菓工房のおすすめスイーツをご紹介しますね。

信州里の菓工房 -竣工式-

Written on : 07.09.09

本日7月9日、信州里の菓工房で竣工式が行われました。

朝からあいにくの雨模様でしたが、中央自動車道で伊那に向かう途中は雨もやみ、両脇を鮮やかな緑と山々に囲まれながら、松川インターチェンジをめざしました。

松川ICを降りてからは、車で10分ほどかかり、お隣の道の駅の趣きのある建物とは対照的に、スッキリとした白い姿で「信州里の菓工房」は建っていました。

竣工式の前に、開館式のテープカットが行われました。

   開館式でのテープカット

この時、また雨が降り出し風も出て、来賓の方々には大変申し訳ない状況でしたが、信州里の菓工房へ寄せる期待の大きさからか、終始和やかに進みました。

引き続き、除幕式がとり行われました。

   除幕式

   信州伊那栗の石碑

かけ声とともに幕がはずされ、石碑があらわれると一斉に拍手がわきおこり、無事除幕式も終了しました。

今回の式で大変印象深かったことは、開館式の前に報道関係者の前で飯島町長が、地元の産業の振興、雇用の活性化はもちろん、地元で栗を栽培し、加工、販売する拠点ができたことを【夢がかなった】と大変喜んでみえたことでした。

今日、スタート地点に立ったばかりの新会社ですが、今日のこの日の準備のために泊り込みでがんばった弊社のスタッフのことを、明日このブログで紹介いたしますね。

いよいよオープン間近! −信州里の菓工房-

Written on : 07.05.09

昨年12月12日に、雲ひとつない晴天のもととり行われた地鎮祭から7ヶ月。

2つのアルプスを望む素晴らしい景観に囲まれた地で、着々と準備がすすめられていた【信州里の菓工房】が、7月11日にいよいよオープンする運びとなりました。

   信州里の菓工房オープン!

信州からは、もともとりんごや柿などの果物を菓子の素材として仕入れており、そのことから栽培農家の皆さんとの出会いがありました。

果物を栽培する高い技術をもつ農家の方々と、栗を愛するワタシたちの出会いをきっかけとして、信州で美味しい栗を作ろうと、栗のブランド作りのプロジェクトが動き始めました。

名づけて、南信州栗ブランド【信州伊那栗】です。

【超特選恵那栗】の育ての親で栗博士の塚田先生、栗の名工の新田さんの協力も得ながら、栗の栽培、拡大が行われています。

   飯島町と下條村の栗農家の皆さん

まだ収穫量は少ないので、すべてをまかなうことはできませんが、数年後には、南信州を栗そして栗菓子の里として、次の世代に引き継がれていけるようになっていければと思います。

7月11日12日はオープンイベントとして様々なお楽しみをご用意しています。

営業時間は11・12日は9時から18時。 通常は8時から19時です。

カフェもありますので、ドライブがてらぜひご来店くださいませ、スタッフ一同お待ちしております。

瑞浪市半原 -半原南瓜-

Written on : 07.03.09

恵那市のお隣の瑞浪市半原の半原南瓜は、恵那川上屋の夏の菓子「菜果ぷりん」には欠かせない厳選素材です。

今年もそろそろ南瓜の収穫が始まるということで、半原におじゃましました。

畑には、たくさんの南瓜の黄色の花が咲いていて、どこに実が゛ついているかさがしていると、ありましたありました。

   畑の中の半原南瓜

甘味の強い西洋南瓜とは少し違う顔した、この頃スーパーでもあまり見かけなくなった日本南瓜です。

水分をたっぷり含んでいて、さっぱりとした味が特徴です。

煮物にするときは、少しの水で下煮してから、調味料を加えると、中までしっかりしみて美味しい煮物になります。

今年はミツバチが少なくて、農家の方たちが一つ一つ手で受粉したそうです。

   半原の農家の皆さん

畑で、農家の皆さんに集まっていただきました。

皆さん、80才以上の高齢ですが、生涯現役をつらぬく、お元気な方たちばかりです。

一緒にお茶をいただきながら聞くお話は、戦後の食料難の時には、半原南瓜のおかげで随分助かったというお話しや、山で捕まえたいのししを皆で食べるというお話などなど、楽しい話題は尽きません。

お茶うけは畑でとれた野菜の漬物や山の幸。

ほんの少し、畑を見せてもらうつもりが、最近にはないくらいゼイタクで楽しい時間を過ごすことができました。

来週からいよいよ半原南瓜が工房に入荷されます。

楽しみです。

岐阜県推奨観光土産品【特選】受賞

Written on : 07.01.09

岐阜県観光連盟では、毎年県内の推奨土産品を選定しています。

平成20年度の選定会議は、今年の1月に行われ、県下より76件の申請がありました。

各団体から選出された9名の審査員によって審査が行われます。

   審査員による審査中

審査の基準は
   1、郷土色が豊かであること。
   2、品質が優れていること。
   3、価格が適正であること。
   4、意匠、包装が優れていること。
   5、ある程度保存ができること。
   6、表示と内容が一致していること。      以上です。

今回は申請された76件すべてが推奨品として認定されました。

そして、この中からさらに5件【特選】が選ばれるのですが、恵那川上屋の栗きんとんが、この【特選】に選ばれ、さらに【日本観光協会中部支部長賞】もあわせて受賞いたしました。

その授賞式が6月26日執り行われ、弊社会長が出席いたしました。

   授賞式

こういった賞をいただけることは、大変光栄で名誉なことではありますが、その名に恥じることのないような菓子を作り、そして品質管理にも努めていかなければいけません。

今一度、気持ちを引き締めていきたいと思います。