2010年5月アーカイブ

夏金魚

Written on : 05.30.10

今年も「夏金魚」の販売が始まりました。

毎年、大変ご好評をいただいているお菓子で、小さな金魚鉢の中に工芸細工の金魚が泳ぐ寒天菓子です。

一つひとつ丁寧に金魚を作っていきます。

金魚を一つひとつ仕上げていきます。

小さなものなので慎重に…

できあがった「夏金魚」のパーツ

金魚鉢に入れるパーツが出来上がりました。

金魚はどれも一つとして同じものはなく、それぞれの表情をしていて見る者を楽しませてくれます。

金魚のパーツを金魚鉢に並べていきます。

金魚鉢には少しずつ寒天を流しいれ、固まるとその上にパーツを置いて、また寒天を流し、またパーツを並べ…の繰り返しで作っていきます。

見た目もかわいらしい「夏金魚」

こちらが完成品です。

寒天の糖度によって全体がくすんでしまうのでその調整と、そしてやっぱり美味しくと、見た目と味の両方の課題を乗り越えながら、何度も試作を重ねたうえで、現在の「夏金魚」ができあがりました。

おかげさまでお客様の支持を得ることができ、今では夏には欠かせない定番の人気商品になりました。

一つ作るのにかかる時間が長いため、1日にたくさん作ることができません。

今年も限定200鉢で販売させていただきます。

今年の「夏金魚」もどうぞよろしくお願いいたします。

 

お菓子の復刻版

Written on : 05.29.10

洋菓子を始めて約40年が過ぎました。

以来、その時代やお客様に寄り添うように創意工夫を重ねて、様々な趣向を凝らした菓子作りをしてきました。

開店当初は、恵那の街中に店があり、店前の道路は狭く駐車場もありませんでした。

創業当時の恵那川上屋

当時お菓子を買いに行ったことがあるという人は、店の前に車を止めると道路をふさいでしまうため、いそぎ足でお菓子を買い求めたということです。

それから20年ほど後に、恵那峡の近くに今の本店を構えました。

現在の恵那峡本店

おかげさまでたくさんのお客様にご愛顧いただき現在に至っています。

そしてこの夏、創業当時のお菓子を再現しようと、当時のレシピを調べ、復刻版として夏限定で販売することになりました。

復刻版のお菓子

左からブランデーケーキ、プディング、チーズケーキです。

ブランデーケーキはまさにその名前のとおりで、ここまでいきますかっていうくらいブランデーが効いています。

お子様やお酒に弱い方、少しくらいと気をゆるしてはいけません。

プディングは、今はやりの「トロトロ」プリンではなく、玉子の味がぎっしりで、少し固めの食感がなつかしいお母さんのプリンのようです。

チーズケーキは、低い温度でじっくり焼き上げ、焼き色加減がレトロな雰囲気を出しています。

 

40数年前の新装開店初日は、来店されたお客様はたった一人だったそうです。

たった一人のお客様から始まった恵那川上屋は、これからもお客様一人ひとりに感謝して、菓子作りを続けてまいります。

 

第11回工房感謝祭 − 工芸菓子 −

Written on : 05.18.10

5月23日に開催される「工房感謝祭」では、毎年、和菓子、洋菓子、焼菓子の各職人が、日頃培ったウデを披露するために工芸菓子を出展します。

今年も各工房で仕事が終わると、工芸菓子の制作が始まりました。

工芸菓子は当日来店されたお客様に、人気投票をしていただきますので、職人たちもおのずと気合が入ります。

今日は、洋菓子工房で製作途中のものを見せてもらいました。

お砂糖で作った白いバラ

白いバラは、砂糖ペーストというもので花びらを作り、卵白で一枚一枚重ねて貼り付けていきます。

洋菓子工房の若いパティシエたちが、パーツごとに担当を決めて毎日コツコツと作り上げています。

一つ一つていねいに花びらを作ります。

これだけではまだ全体像が見えませんが、最後には一体何が出来上がるのかは当日のお楽しみとして、ワタシも楽しみにしたいと思います。

瑞芳園

Written on : 05.17.10

岐阜県には、東白川村に白川茶という有名なお茶があるという話を、以前にこのブログでもご紹介しましたが、恵那川上屋が古くからお付き合いしているお茶屋さんがもう一軒あります。

岐阜県瑞浪市にある、農業法人瑞芳園(ずいほうえん)さんです。

こちらでは有機無農薬でお茶の栽培していて、ちょうど今が新茶の時期。

茶葉の摘み取り作業を見せていただきました。

機械を使って茶葉を摘み取る

茶葉の摘み取りというと、てぬぐいを頭にまいたお姉さんたちがチャッキリチャッキリと手摘みをしているイメージがかなり強かったのですが、今は機械なんですね。

家族だけで、広い茶畑の摘み取りは当然むずかしく、この茶畑は当初より機械を入れることを想定して作られたそうです。

茶葉の新芽

お茶を使ったお菓子は5月末には店頭に並びますが、お茶はもちろんここ瑞芳園さんのお茶を使用しています。

ここ数年お休みしていた「茶摘唄」も復活して、今年はお茶シリーズが充実しています。

どうぞお楽しみに。

えな「心の合併」Project

Written on : 05.15.10

石坂洋二郎原作の「青い山脈」は、過去に5回映画化されました。

そのうち2作めでは、ワタシたちの住む恵那・中津川をロケ地として撮影され、このことはワタシたちの父母の世代では、今だ語り継がれる誇りとなっています。

実は今「青い山脈」の平成版「平成の青い山脈」の映画が、恵那市民の手によって作られようとしています。

ことのきっかけは、2004年に13町が合併した時にさかのぼりますが、町が合併してひとつの市になったのなら、そこに住むワタシたちの心もひとつにしようと2005年に【えな「心の合併」Project】が発足しました。

この映画には、たくさんの恵那市民が手弁当で参加しています。

地域や世代を越えて5年にも及ぶ地道な活動を続けた結果、今年の夏にクランクインすることになりました。

映画製作をとおして「恵那の心をひとつ」にすること。

映画製作をとおして「恵那を元気」にすること。

そして映画製作をとおしてワタシたちの「ふるさとを見直す」こと。

たくさんのミッションをクリアしながらここまできましたが、まだまだ乗り越えなくてはいけないことは多く、製作にかかる費用の工面、出演協力、撮影スタッフ、もちろん皆さんの応援も欠かせません。

映画が完成する頃には、恵那は本当の意味で合併することができると思います。

皆さんもぜひご協力くださいね。

えな「心の合併」Project

 

横井照子ひなげし美術館の庭に咲くひなげしの花

横井照子ひなげし美術館では、今ひなげしの花がたくさん咲いています。

 

 

新人研修 −ちまき研修 part2−

Written on : 05.12.10

先日のブログでもご紹介しましたが、新入社員は最初の仕事として「ちまき作り」をします。

そして5月5日の端午の節句も終わり、ちまき作りも無事終了し、新入社員は今度はバラバラになって各店での研修が始まります。

その前に、ちまき研修の打ち上げとして、毎年恒例となっている新入社員を中心としたバーベキュー大会が開催されます。

今年は5月10日に開催されましたが、それに先がけて、3月21日から始まった研修に様々なかたちで関わった先輩社員に、バーベキューの招待状を配ります。

ちまき打ち上げバーベーキューの招待状

こちらが、今年の招待状です。

新入社員の中に、デザイン学校を卒業した子がいることもあって、なかなか凝った作りになっています。

外側はちまきの形をしていて、開けると飛び出す絵本のように、新入社員全員の似顔絵が出てくるという楽しい作りになっています。

 

菓子屋は四季折々のイベントが多く、覚えなくてはいけないことがたくさんあります。

これから一段一段階段を上るように成長していけるよう、そして先を行く者はすすむ道をきちんと指し示すことができるよう、お互いがんばっていきたいと思います。

 

枝垂栗と花菖蒲

Written on : 05.06.10

恵那峡本店のテラスの横に、天然記念物の枝垂栗があります。

ゴールデンウイークの頃には、青々とした新芽が出て、買い物を待つ間、木の下で遊ぶ子どもたちの笑い声も聞こえてきました。

今年はその枝垂栗の根元に、花菖蒲が咲きました。

それもただ1輪のみです。

枝垂れ栗の下に咲く花菖蒲

誰かが種を蒔いたというわけでもなく、他から植え替えをしたというわけでもなく、突然の出来事でした。

今年のゴールデンウイークは天気も良く、初夏を思わせるような日差しが続きましたので、心地よさに誘われての開花でしょうか。

ゴールデンウイークのにぎわいも少し落ち着いた今日も、風にゆらゆら揺られながら一人静かに咲いています。

 

美味しいお豆腐 中島豆腐店さん

Written on : 05.04.10

ゴールデンウイーク中、恵那峡本店の駐車場で販売車を出して、お豆腐の販売をしている「豆の匠 中島豆腐」店さん。

ここのお豆腐は大豆の味がしっかりしていてとても美味しくて、しかも「御豆腐」というスタンダードタイプの豆腐以外にも、いろいろなバリエーションの豆腐があります。

春限定の「さくらとうふ」は桜の花が添えられた新感覚のお豆腐です。

黒蜜をかけてデザート感覚で食べても美味しいと、中島豆腐店さんのおすすめでした。

他にも、蕎麦掻豆腐、柚子豆腐、黒胡麻豆腐、金ごま豆腐とあってどれも美味しそうです。

様々なバリエーションがあってうれしいお豆腐

ゴールデンウイーク中は毎日とても天気が良くて、汗ばむような日が続いている中で、来店のお客様に豆腐の試食を出してがんばっています。

暑い中がんばって販売している中島豆腐店さん

昼過ぎには「さくらとうふ」や「黒胡麻豆腐」は早くも売り切れで、あわてて追加の連絡をしていました。

明日も引き続き販売していますので、ぜひお立ち寄りください。

保冷材のご用意もあります。

 

サイダーにお茶、林檎ジュースはいかがですか。

Written on : 05.03.10

ゴールデンウイークに入ってから、毎日とてもいい天気が続いています。

この時期は天気がいいと、店内で買い物をする家族を外の腰掛に座って待つお客様もたくさん見受けられて、そんなにぎわいのある店の前で、冷たく冷やした「青い山脈のサイダー」と「林檎果汁」それに「白川茶」の販売をしました。

サイダーと林檎ジュースとお茶の販売

青い山脈のサイダーは養老の湧き水を使った懐かしい甘みのサイダーで、ご年配の方からも「口の中がサッパリする」とご好評いただいています。

林檎果汁は信州のりんごをそのままジュースにしたもので、保存料など一切使用していません。

そして白川茶は、以前にもこのブログでご紹介しました東白川村の白川茶のペットボトルです。

サイダーも林檎果汁も白川茶も各210円です。

お茶のペットボトルで210円は少々高く感じますが、そこはぜひ一度飲んでみていただけば、きっと違いがわかっていただけると思います。

 

新人研修 −ちまき編−

Written on : 05.02.10

端午の節句に欠かせないお菓子といえば、柏餅とちまきです。

このちまきの中の餅を笹の葉で包んでしばる作業は、毎年この年に入社した新入社員の仕事です。

先輩に指導を受けながらちまき研修をする新人

1つの商品が出来上がるまでの工程を学び、お客様にお金を出していただけるような商品を作りあげるまでを、先輩職人たちから教えてもらいます。

「むずかしいところはどこ…」と聞くと、5本のちまきの底がそろうように、きっちりしばらないといけないところということ。

底がそろわないと、しばった時に倒れてしまうのだそうです。

なるほど、実際経験してみないと、そうした微妙なところはなかなかわからないものです。

5本束にして立てば合格

どれもちゃんと立っていますね。

5月5日の端午の節句が終わるまで、たくさんの数を仕上げなくてはいけませんので、ゴールデンウイークは大忙しです。

恵那川上屋のちまき

できあがった【ちまき】は1束840円で販売されます。

厄払いの意味がある【ちまき】は、男の子の健やかな成長を願う菓子ですが、この仕事をやりきる事で、社会人としての第一歩を踏み出した新人の、これからの成長も願いたいと思います。

数には限りがありますので、お早めにどうぞ。

■オンラインショップはこちらからどうぞ

http://www.enakawakamiya.com/category/293.html

 

母の日ギフト

Written on : 05.01.10

ゴールデンウイークがはじまって、きっとどこもご家族やお友だちとお出かけのことでしょう。

さて、ゴールデンウイークが終わってすぐの日曜日の9日は【母の日】

子どもの頃は、ハンカチや靴下を贈ったりしたものですが、年を経るごとに、何にしようかあれこれ迷うことが多くなりました。

それだけ相手の好みを、いろいろと考えるようになったということでしょうか。

恵那川上屋では、大切なお母様に日頃の感謝の気持ちを込めて、かわいラッピングをとプリザーブドフラワーをご用意しました。

母の日のラッピング

             http://www.enakawakamiya.com/category/294.html

プリザーブドフラワーは自社製のもので、花の染色からすべて工房でしあげているオリジナル商品です。

普通にお菓子を贈りたいという方のために「おかあさんいつもありがとう」の熨斗と、母の日用のグリーティングカードをご用意しています。

少しでも贈られる方の思いが伝わるように心を尽くしたいと思いますので、どうぞご遠慮なくおっしゃってくださいね。

 

さてさて、まだ学生のワタシの娘は今年もキラキラのデコメールを、母の日に携帯に送ってくれることでしょう。

元気で人様にご迷惑をかけていなければ、親としてはそれで良しとします。