瑞浪店の最近のブログ記事

瑞浪果子懐石を行いました。

Written on : 08.08.16

この週末、瑞浪店のログハウスにて創作果子懐石(かしかいせき)というイベントを行いました。懐石の名前の通り、お菓子(お料理)をコース仕立てにして提供する予約限定の催しです。今回のテーマはひなげしの花言葉にちなんで「七色の恋」。それぞれのお菓子がまさに作品といっていいほど美しいんです!

 

b160808_山桃ソルベカラーパレット.jpg

写真は水から着想して、山桃の氷菓を中心としたフルーツパレット。画家のパレットのごとく、瑞々しくてぷるんとした見た目がかわいらしいです!

 

普段は和菓子、洋菓子などそれぞれの担当部門で素敵なお菓子を手掛けてくれている職人さんたちですが、このイベントのために特別チームを組んでオリジナルメニューを開発。職人どうしの競演から生まれるお菓子(お料理)は、この機会だけの逸品です。


b160808_夏のピンチョス.jpg

お越しいただいたみなさま、誠にありがとうございました!次回もまたご期待ください。

処暑・七夕果子懐石【2】

Written on : 08.23.14

今日は24節気の一つ"処暑”。

処暑とは暑さが少しやわらぐころのことをさします。梅雨にはあまり雨がふりませんでしたが、

ここ最近では全国的に大雨による被害がニュースで報道される日が多くなっています。

本社のある岐阜県恵那市は以前の大雨で話題になった長野県南木曽から車で1時間ほど。

栗の畑は恵那山のふもとでその隣の中津川市・恵那市にあり少し雨の影響を心配しておりますが、

今のところ順調に育っているようで極早生品種の収穫はもう間もなくです。

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季節は戻りますが、前回ブログにアップさせていただきました瑞浪七夕果子懐石の続きの

お話をさせていただきます。

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織姫はずいぶん元気になり、青年と働くうちに一生懸命に機織りをしていた自分を思い出しました。

ある日、青年がスープをふるまってくれた時のことです。温かくて優しいスープは飲んだことの

ある味でした。あの頃の思い出が鮮明によみがえってきますが、隣にいたはずの彼だけが思い

出せません。

 

思い出の時間と優しいスープ【十三種類の薬膳スープ】

青年がふるまってくれた温かいスープに見立てて・・・

十三種類の薬膳を使用した中華スープ。

SDIM9263.JPG

青年は織姫が好きでした。高熱の中、手綱を握り彦星の名を呼ぶ姿を見て、記憶をなくした織姫に

手綱を渡すことが出来ませんでした。しかし、苦しむ織姫を見て手綱を渡すことを決心します。

手綱を受け取った瞬間、織姫は全てを思い出しました。「彦星様の記憶ともう一度出会うことが

できました。」とか輝くような笑顔で天の川に向かう織姫を青年は笑顔で見送りました。

 

さ憶との再会【再会】

天の川を渡る笹船に見立てて・・・

リゾットと2種類の生菓子盛り合わせ。

SDIM9270.JPG

 

次へつづく。

 

 

立秋・七夕果子懐石【1】

Written on : 08.07.14

今日は21節気のひとつ"立秋”、旧暦の七夕。

立秋とは初めて秋の気配を感じられるころのことをさします。

とはいえ、本社のある岐阜県恵那市まだまだ暑い日が続いています。

 

8月7日は旧暦の七夕ということで、先日瑞浪店で行われた七夕果子懐石について

お話させていただきます。

毎年恒例になりました、恵那川上屋瑞浪店果子懐石今年のテーマは”七夕”

彦星と会えるまでの一年間に織姫にはもう一つの出会いがあったという、オリジナルストーリーを

作りそれをもとに職人たちが創作菓子をご用意しました。

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彦星と離れてしまった織姫は、彦星を想うがあまり病に倒れてしまいます。

そんな織姫のもとに村医者の青年が杏を煮た薬を持ってやってきました。

薬のおかげで熱が下がり目を覚ました織姫は青年に感謝を告げ、初めて笑顔をみせました。

その笑顔は薄桃の杏の花のように美しいものでしたが、どこか淋しげです。

織姫はショックと高熱で彦星の記憶をなくしてしまったのです。

 

^匹量堯攬匹箸靴腓Δ糖のドリンク】

織姫が飲んだ薬に見立てて・・・

あんず信山丸のピューレにしょうが黒糖をベースにした色々な食感が楽しめる食前酒風ドリンク

SDIM9256.JPG

 

織姫はいつも淋しげな顔をしています。青年はそんな彼女を元気づけようと毎日具合を

見に訪れました。村人の看病などばかりで自分の事はいつも後回しの彼をみていて、

せめてものお礼にと織姫は彼のボロボロだった着物を新しく作りました。

仕事熱心な青年をみているとある誰かと重なって見えるのですが、それが誰なのか

思い出すことが出来ません。

 

 ⊇鼎覆詒爐反靴靴っ緤【重】

青年に送った着物に見立てて・・・

みかん豆腐にほうれんそうと半原かぼちゃのダクワーズ、フルーツ・ゼリーをかざったデザート

SDIM9257.JPG

次へつづく

 

瑞浪七夕果子懐石 その2

Written on : 08.05.13

■五品目は”冬の晩酌”

一面に広がる雪景色、外に出て雪だるまやかまくらを作った思い出、雪に埋もれた冬野菜、

晩酌するお父さんを思い出すような、お酒のおつまみをお菓子に。

冬の晩酌.JPG

大根ゼリーの味噌風おでん、瑞浪産ボーノポークの肉まん(柚胡椒添え)、酒粕のブリュレ。

 

■六品目は”春だより”

梅の花がふっくらとほころび、鴬が鳴いてあたたかな春を告げます。

春の訪れをお菓子に。

はるだより.JPG季節の上生菓子 うぐいす(白餡)または、梅(紫蘇餡)、和三盆糖ラムネ。

 

■七品目は”春祭”

春の訪れに夢や希望を託しお菓子に。

春祭り.JPG 蓬のチーズスフレと桜の花 道明寺ソース そぼろ和え。

 

■最後は”希望”

春の暖かさに包まれ未来への希望が芽生えました。

夢と希望をいっぱいに抱えた子供が、今大人に戻るとき。

デザートにはちょっとした仕掛けをご用意しました。

希望.JPG

クラシックショコラとブリュレ・ピスタチオのアイスクリーム 種子島産の山桃ソース添え

お菓子の上にわたがしをのせ山桃ソースをかけて

 

子どもの頃の思い出や情景が思い出していただけたでしょうか?

年に一度の果子懐石。また来年をお楽しみに。

 

 

 

 

 

 

 

 

瑞浪七夕果子懐石 その1

Written on : 08.05.13

毎年恒例になりました、恵那川上屋瑞浪店果子懐石を8月4日に行いました。

今年のテーマは”ふるさとの情景”子供の頃見たり感じたり情景や楽しさをお菓子にうつしました。

■ 一品目は”おばあちゃ家のトマト”

おばあちゃん家に遊びに行って井戸水でつめたく冷やして食べた 新鮮トマトをお菓子に。

 

おばあちゃん家のトマト.JPG

食前酒にみたててみやび園芸さんのトマトを使ってゼリーを作り、はちみつレモンの サイダーと

合わせ 夏らしくあっさり、 塩つきミントでより爽やかさを加えました。

■ 二品目は”夏休み”

待ちに待った夏休み。屏風山を眺めながら流れる小川や土岐川の花火、畑に咲く向日葵、

友達とのキャンプファイヤー。楽しかった夏休みの思い出をお菓子に。

夏休み.JPG

屏風山のミルフィーユ(苺・ジャンデュージャ・ブルーベリー)、土岐川のフルーツレモンゼリー、

ひまわりのマカロン(パッション)、花火のマカロン(チョコ)、すいかのお菓子(羊羹とスポンジ)、

キャンプファイヤー(さくさくチョコとクリーム)

 

■ 三品目は”秋さがし”

学校の帰り道、落ちた栗を拾って帰り、お母さんにほかほか栗ご飯にしてもらった思い出をお菓子に。

秋さがし.JPG   栗のなめらかポタージュ。

■  四品目は”GENTEN"(正月)

お正月は一年の原点・家族は自分の原点です。お正月の思い出をお菓子に。

GENTEN.JPG

”お父さんのお酒 ”道明寺入り葛きり羊羹と日本酒のゼリー、”お母さんのおせち” 伊達巻風栗巻、

”おばあちゃんのお年玉” こなし製(半原南瓜餡)、”僕の書初め” 上用製(栗餡)、”思い出の雪遊び 

雪だるま・かまくら”  こなし製

 

その2へ続く 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

瑞浪店「果子懐石」

Written on : 08.12.12

今年も瑞浪店恒例の「果子懐石」が、8月5日に行われました。

今年はオリンピックイヤーにちなみ、ヨーロッパからアジアの国々をイメージした菓子で、あたかも世界を旅するような楽しい懐石となりました。

まずはテーブルの花が、旅をご一緒する皆さまをお迎えします。

テーブルの花〜旅のはじまり〜   瑞浪店より出発

半原南瓜と安納芋の冷製スープ
瑞浪市半原の南瓜と種子島安納芋の自社製焼き芋を使用しています。

さぁ出発です。

半原南瓜と安納芋の冷静スープ〜旅立ち〜    中部国際空港からパリへ向けて

「入道雲と夕日」  飲むシュークリームとスイカのショートケーキ
機内より見える雲と美しい夕日をイメージしています。

入道雲と夕日〜フランス〜   パリに到着

「エッフェル塔」  ストロー寒天と炭酸水
ストロー寒天には山岡の細寒天を使用して、フランスの国旗の色である青と白と赤をミントと乳酸飲料と山桃で表しました。

とてもさっぱりとした口当たりです。

エッフェル塔〜地中海〜   シルクロードへの道のり

左から
「スペイン」    洋梨のリキュールに漬けた恵那栗のグラッセ
「フランス」   香水のグラース 練り切り製(バラ風味)
「イタリア」   真実の口 バーチ・ディ・ダーマ(イタリアのクッキー)
          緑色(抹茶と青のり)餡(クリームチーズ)赤色(フランボワーズとしそ)
「ギリシャ」   ギリシャの白大理石  きんぎょく製(ヨーグルト風味)
「トルコ」     トルコ石  水まんじゅう(オレンジ風味)

スペインからトルコへと渡ります。

途中、徒歩、自動車、船などを利用しながらアジアを目指しますが、右下には砂漠が広がり、ピラミッドやラクダの姿も見えます。


シルクロードへの道のり〜アジア〜   南国リゾート

「インド」    白玉入りチャイのゼリー生クリーム添え
「ベトナム」  バナナとサラダ菜の生春巻き風
「南アジア」  パイナップルとココナッツのフルーティカレー

南アジアのムードがタップリな一皿です。

アジア〜旅の途中〜   故郷を思い出して

「日本」   わらび餅実演
最高級国産わらび粉を使用して、黒蜜には自社製の種子島の黒糖を使いました。

長い旅路で途中ふと故郷が恋しくなりました。

目の前で作られたわらび餅に舌鼓を打って、旅は最終章へと向かいます。

わらび餅〜旅の贅沢〜   中国に到着

「中国」  つばめの巣風ココナッツと杏仁のムース

高級食材のつばめの巣は山岡の寒天でたとえ、ココナッツミルクとマンゴーの入ったソースの中に杏仁の入ったムースを流していただきます。

つばめの巣風ココナッツと杏仁のムース〜帰郷〜   中国から日本へ

「山々を越えて」   バニラとフランボワーズのアイスモンブラン
恵那栗のペーストを絞ったモンブランの中は、バニラとフランボワーズのアイスクリームで、日本の国旗をイメージしています。

世界の屋根を越えて、日本を目指します。

モンブランを縦に割れば、バニラアイスの真ん中にフランボワーズの日の丸が見えて、私たちの故郷日本が出迎えてくれます。


バニラとフランボワーズのアイスモンブランこうして長い旅は終わり、様々な思い出を胸に旅をご一緒した皆さまの笑顔と共に、今年の「果子懐石」は終了いたしました。

ご参加いただきました皆さま、本当にありがとうございました。




七夕果子懐石 

Written on : 08.07.11

岐阜県瑞浪市では8月に七夕まつりを開催いたします。

その七夕にあわせて毎年恵那川上屋瑞浪店では、「創作果子懐石」の席をご用意しています。

今年のテーマは「新しい日本」。

3月の大震災では日本中が深い悲しみに包まれましたが、お菓子を通じて皆さまに笑顔と元気をという想いから、職人たちも今までにない創作菓子を作るためにこの日のために頑張ってきました。

瑞浪店の隣の洋菓子工房の建物の中にテーブルがセッティングされました。

 

テーブルをセッティングしてお客様をお迎えします。◆おしながき

◇りんご酢と山葡萄のソーダ水

添えてあるレモンは乾燥させて少し焼きました。

りんご酢と山葡萄のソーダ水

◇創作和菓子 〜新しい水まんじゅうの提案〜 

手前から

・小豆しるこのバルサミコ酢添え

・枝豆とミルクの冷製しるこ

・恵那栗のポタージュスープ

以上それぞれを淡い葛で包み、一口でツルンと召し上がっていただけます。

新しい水まんじゅう

◇瑞浪野菜の冷製トマトスープ

地元瑞浪のトマト、かぼちゃ、たまねぎ、にんじん、きゃべつを使用しました。

瑞浪野菜の冷静トマトスープ

◇きらめき桃のミルクレープ

信州飯田産の桃《きらめき》を使用しました。

こちらはグランマニエの炎の演出付きで、お客様に楽しんでいただきました。

◇洋風懐石 〜彩 いろどり 〜

手前から

・半原南瓜の黒糖煮 クリームチーズ添え

・野菜の三色ゼリー 瑞浪産野菜を使用

・お米と豆乳のリゾット 瑞浪産白米を使用

・ごぼうのクラシックショコラ 仙台の蔵出し味噌を使用

洋風懐石

◇自然薯の練り切り食べ比べ上生菓子 栗きんとん餡

自然薯の練りきり上生菓子

◇マンゴーとパッションのシャーベット

マンゴーとパッションのシャーベット

 今年は2日間にわたり開催をしまして、計4回ほとんど満席という盛況でした。

職人も少しずつ若手へと引き継がれ、毎年少しでもいいものをお届けできるよう努めてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

七夕果子懐石

Written on : 08.07.10

8月6日〜8日までの3日間、岐阜県瑞浪市では半世紀の歴史をもつ市民参加型の夏祭り「瑞浪美濃源氏七夕まつり」が開催されています。

この七夕まつりに合わせて、弊社瑞浪店でも毎年「果子懐石」のイベントを行っています。

今年は8月6日に開催し、果子懐石のテーマは「太陽」

太陽の恵みを受けて育った草花、果実を使い、素材をいかした菓子にして、改めて太陽の恵みに感謝すること、そこにはあたりまえのことをあたりまえと思わず、来店してくださるお客様はもちろんすべてに感謝の気持ちをという思いが込められています。

おしながきは

■種子島産山桃ソーダ割り

■瑞浪シェフのトリコロール

○長野産アスパラガスのプディング

○沖縄産マンゴープリン

○トマト丸ごと寒天ゼリー(山岡細寒天使用)

■じゃがいもとたまねぎとアスパラガスのスープ

半原かぼちゃとキャラメルのタルト アングレースソース添え

■半原かぼちゃとキャラメルのタルト(アングレーズソース添え)

和懐石 -太陽の恵み-

■和懐石 −太陽の恵み−

○枝豆の冷製おしるこ

○トマトとチーズのパリパリサラダ

○レモン、牛乳のこおりどうふ(山岡細寒天使用)

■お抹茶(宇治抹茶) やまごぼうのみそ漬け

シンフォニー -プラネット-

■デザートケーキ −シンフォニープラネット−

■実演

○焼きたてクレープ包み−桃を添えて−(飯島産の桃 種子島の黒糖を使用)

石垣島産パインアイスデザート

■石垣島産パインアイスデザート

以上となっています。

果子懐石では、従業員は浴衣に着替えてお客様をお迎えします。

普段の仕事とは少し勝手が違う中で、お客様をもてなすために何をすればいいのかを学び工夫します。

お客様がお帰りの際、「来年もまた来ます」と言ってくださることが、ワタシたちの宝物となります。

感謝です。

 

瑞浪七夕「果子懐石」

Written on : 08.11.09

8月7日に瑞浪店で毎年恒例の「七夕果子懐石」が、3部構成で行われました。

前もってご予約いただいた75名のお客様を、和洋焼菓子の職人の作った懐石でおもてなしをさせていただきます。

瑞浪七夕果子懐石

お品書きは

・自家製ジンジャエール

・バナナとプレーンババロアのクレープ -フランボワーズソースかけ- (写真右真ん中)

・ごま豆腐 -黒蜜がけ- (写真左奥左端)

・もちクレープ巻きと杏チーズ (写真左奥真ん中)

・きんぎょくの抹茶シロップがけ (写真左奥右端)

・抹茶 お漬物 (写真右手前)

・バラと杏と氷とサイダーのゼリー

【手前大皿】

・かぼちゃきんとんのピスタチオあえ

・丸ごとトマトとマスカルポーネポテト

・中仙道ハムのベーコンキッシュ

・フルーツアラカルト -桃・巨峰・桃太郎ぶどう・プチトマトのワイン漬け-

・半原かぼちゃのスープ (写真右奥)

・種子島パッションとチョコレートのシャーベット

これらの懐石の他に、各部で職人による実演もあります。

1部 バウムクーヘン

2部 どら焼

3部 クレームブリュレ

これらの実演菓子は目の前で職人がご用意し、おかわり自由となっています。

会費はお土産付きでお一人2000円です。

うれしいことに、毎年心待ちにしてみえるお客様もたくさんみえます。

去年までは「菓子懐石」として、お菓子中心の懐石でしたが、今年は少し趣向を変えて名前も「果子懐石」として野菜果物なども取り入れました。

ですので、普通にお食事気分も味わっていただけたのではと思います。

お帰りの際のお客様の笑顔が、担当した職人たちをますます奮い立たせたであろうことは間違いありません。

来年の「七夕果子懐石」がまた一段と楽しみです。